2018年09月30日

 美術解剖学レポート

背中と腕の見え方のセミナー

おすすめの美術解剖学セミナーとして海斗が東京で毎月開いている美術解剖学講座【海斗LIVE、筋肉と骨】の第5回は「背中と腕」でした。実はもう一か月前の話。今更これを上げるというのはいかに日々忙しいか。。。やばいです。こんな調子では。

会場を提供していただいているポリゴンマジック株式会社のHPには、すでに上がっていて内容が見れますが。

 

いつものように六本木ヒルズにやってきました。この下のドトールで朝ゴハンしてからいつも会場のポリゴンマジック入りします。

 

背中と腕は密接な関係にあります。というのも、腕を動かす筋肉は背中に沢山ついているからです。腕は腕についている筋肉だけでは動くことができません。必ず体幹(胴体)についている筋肉との連動になり、背中の表情はつまり腕の位置との連動になるのです。腕は肩ともつながっており、一連の動きは関数となって動き、それに伴って「見え方」も違ってくる。ほんとに厄介な部分です。

 

腕が上がると背中は変わる。腕を上げると外腹斜筋のパッド部が薄くなり、その時のパッド部の固さを触覚で確認中。

 

今回は何故かヤバ目な写真が多くて(笑)、あまり沢山出せないのが残念なのですが、人をマスターするコツはとにかく観て確認する。何度か書いてますが美術解剖学は本だけでマスターできるものではありません。それは、無理です。絶対に実物を見ないと。理由はシンプルです、本の記述と実物が違って見えるからです。

 

 

これは女性モデルYUちゃんの僧帽筋。教科書通りにでてますね、この時の肩の位置はどうでしょう、この姿勢では拮抗筋となる大胸筋はどうなっているでしょう。 そういうことを総合的に知ることで人体というものを徐々にマスターできるようになるのです。

 

 

これが男性だとこうなります。でも女性の背中と、そこにあるものは同じなのです、ただひとつづつの大きさが違うだけ。すべて理屈で説明が可能な違いなのです。

 

美術解剖学の講座である海斗LIVE「筋肉と骨」、次回は10月20日です。勉強してみたい方はおいでください。