ヨーロッパでたまに目にする光景で、
美術館の中で絵を描いている人。
日本では、たとえば東京国立博物館なんかで
勝手に描いたらアカンのでしょうね、きっと。
作品の前にイーゼル立てているひとは見たことがない。
描いていいのか?と聞いたこともないけれど。
昨日の記事で、子供たちが小さいころから
美術館に親しんでいることをのせましたが
欧州人の作品との距離の近さは面白い。
(ミレーの落穂拾い、の前で学芸員の説明を聞く子供たち。
学芸員のファッションが面白い)
(学芸員の椅子を持ってきて勝手にルーブルの展示物を
描いてました。 足元の紙袋がアットホームでいい)
(まさに作品を独占)
これは非番の学芸員が勝手に遊んでいるんだろうかと
思ったりして。
これがもし一般客だと、入場料の10ユーロで遊べる、
絵描きには絶好の遊び場。
その辺の石膏じゃなくて、ルーブルの展示物を描きましたって
楽しいでしょうね。