2012年03月30日

 未分類

フランスの美術モデル

いまフランスに来ています。

ボクはそもそも美術モデルという行為をロシアで
はじめましたが, その
次はフランスでした。


 


ロシアでは計算されたモデルが
しっかりとポーズを決めていて


ボクのモデル考の原点になってますが


フランス、この土地の美術モデル事情は


とにかく雑多な人間を描いています。


 


肥満、激やせなんかは当たり前、


老人、ハゲ、入れ墨、ケロイド、


はては子供に至るまで(子供は日本では法律的にムリ)


まあよくあちこちから見つけてくるなというのが


率直な感想。(写真、載せたいけど載せられない)


 


ルネッサンスを通してヌードが根付いているから


日本とは違うのは、その意味では当たり前か。


 
(小学校の授業を美術館でやる。 先生が彫刻作品の
意味や見どころを説明する。 一体の作品に30-40分ほどかける。
7-8歳からこれをやってきた子らが大人になって人体を描く。
これにボクらが追いつくのは大変なこと、ですよ)

せめて、描き手とモデルが一緒になって取り組むことで
ニッポンはスピードをあげよう。