2012年12月02日

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首と肩の繋がり方

またまた、
忙しさにまぎれてしまって、
ブログを一週間も放置してしまいました。
更新がないのにたくさんの方にアクセスしていただいて
もうしわけないし、ありがたいです。
ちょっと前のことですけど、
ネコパンチさんのブログにも出していただいた
ボクの『人体構造学』のでセッショについて書きます。
ねこぱんちさんには喜んでいただいたようですが、
この日は首と肩の繋がり方、をひとつのテーマに講義を致しました。
肩の上に首が乗ってるんヤン、簡単。
って思うでしょ。 彫刻屋さんなどが作りこんで行った時に、
アレ?! ここどうなっていたっけ?
と結構迷うところでもあるのです。
縦に約180度、横にも180度、曲がるのが首です。
『曲がりながら肩についている』 のがむつかしいのです。
よし、首を研究しよう、と美術解剖学書を見たら、
こんなのが出ていますよね ↓

おい、こんな気持ちの悪いクビしたヤツがどこを歩いとんねん!
目に見えるひとのクビ、はもっとなめらか。
こんなもの、本で見せてもらっても絵描きの参考にはなりません。
首には、これらのゴツゴツした筋肉↑を
なめらかに広く覆っているものがあるのです。
『広頸筋(こうけいきん)』 というのがそれです。

絵としてはまだキモイですが、
さっきの筋肉むき出しの絵よりましでしょ。
アゴの上から、鎖骨のしたまで、ほんとに幅広く覆います。
この上に脂肪、そして皮膚が更におおって、
『見た目になめらかな首』 が完成します ↓

モデルHIROの人体構造講座 『筋肉と骨』®は
2013年も東京・大阪・名古屋で適宜やりまして
みなさまに人体の構造、をボクの体を使って説明します。
『広頸筋』 も、これだけを抜き出してその時にお見せしますよ。
肩の上に首がある。