何度か紹介はしていますが
美大の授業風景。
成安造形大学の小田准教授・人体表現研究室で
『男女の上肢・背中』。
ボクと女性モデル衣里の二人で5月の授業出てきました。
よく言うところの人体解剖図。
信号待ちでこんな風にきっちり立っている人はいませんよね。
(というか、面白くない。
こんな風に筋肉むき出しのハムみたいな格好で歩いている人はいないし、
この図で覚えてもあまり意味が無いです。)
成安造形大学では、生身の人体で覚えましょうということで
小田先生が 体幹、 上肢、 下肢、 の3パートに分けて講義、
モデルが実際に動きを見せます。
(あえて解剖図と同じ格好で。
背面からの男女差は、第二次性徴による顕著なものから
骨盤のように生来のものまであり。
右のガイコツ君にも性別、あります)
(でも人間は動きます。
このとき、動いた部分、筋肉、骨がどう動いたか。
このい授業では背中に注目でした)
(右手でドアを開けるようなしぐさ。その時の背中は?!)
(背中の起伏は、肩甲骨の位置を知るところから始まる。
肩甲骨が解らないと、何を描いているのかわかりません。
何が骨で、何が筋肉か。
肩甲骨以外、見えているのはぜんぶ筋肉。
女性はどうか・・・比べて観て、描きます)
成安造形大学のCMみたいになってしまいますが
うまくなるため、描くためのちゃんとした授業、やってます。
表現の自由を言い訳にして生徒に教えない、放置している、
そういうことは、ありませんヨ。