あー、また4日も更新できませんでした。
年が改まっても、忙しいものは忙しい。
10日から3日間だけドイツへ行きます。
行って帰って合計三日、このパターンは
どこから、いつ太陽が昇るんだかわからなくなるんです。
朝起きたら、ここはどこだったっけ…
健康に悪いこと、この上なし。
ただ、そのまえの9日には
先の記事で書いたロダン彫刻のヨハネを
大阪で終日通しでやるから、それをやりきってから。
皆さんの力作が楽しみ。
さてこのヨハネ、見てもらうと。。。
人が歩くときって、このように両足がついている
事は無いとおもいませんか。
↓ 両足に注目 !
●後ろの足の裏が完全に地面についていたら
前の足のつま先はまだ上がっているはず。
● 前の足の裏が地面についているならば
後ろの足はカカトが上がっているはず。
じゃあ、このヨハネはホントは立っているだけなのか!
でも彫刻としては前に踏み出している表現ですよね。
結論としてこの左足、少し長く作ってあります。
なーんや、それ、と思うべからずですヨ。
表現しかたったものが何なのか。
その方が現実よりも重要なわけです。
マニエリスム、がここに出ています。
ヨハネのモデルはイタリア人の農夫。
この農夫を見たとき、ロダンは歩くということをテーマに
製作することに決めたといわれています。
モデルからのインスピレーション。
これがこの作品のキモだったわけですね。