人は自分のことは良く知っているから、
自分とはロクでもないヤツだと思っている。
そう思ってない人もいるだろうけれど、
ボクは自分をそう思って落ち込む事もある。
桜井和寿のこの歌詞は、ボクの心に痛い↓
『無邪気に人を裏切れるほど
何もかもを欲しがっていた。
分かり合えた友の愛した人でさえも。
償うことさえ出来ずに今日も痛みを抱き
夢中で掛け抜けるけれどもまだ明日は見えず。
勝利も敗北も無いまま孤独なレースは続いてく』
”勝利も敗北もない孤独なレース”
ここから抜け出るには
何らか、人のために何かをして、
人に認められて集団の中の自分の居場所を求める。
群れで生きる習性を持つ人間のような生き物が
幸福感を得るには元々それしかないのでした。
それが正しいとか違うとかの次元じゃなくて
そういう生き物。DNAとしてそれしかない。
とすると画家とはすばらしい存在。
1枚の絵が幸福感をもたらして
お金をだしてでも欲しいと人が思う。
どんな絵描きでも絵が売れたら
それがいくらだとか言うこともだけど
誰が買ってくれたのか、何故買ってくれたのか、
知りたいと思うもの。
モノを作る人の幸福感とは
他人とのかかわり無しではなかなか得られません。