もともとヒトをちゃんと描いていないという、
アジア中華圏の文化は日本にも影響を及ぼしたけれど、
19世紀を越えたら遅まきながらわれらニッポンも、
文化的な脱亜入欧とともに
ヌードなんかもしっかり書き出した。
中華圏はまだ、そのまま。
でも中華圏を越えてインドあたりまで行くと
かなり事情は変わってきます。
宗教的理由で肌を露出することは自由ではなくても
”ヒトの美しさ”にふれることができるのがうれしい。
ここが中華圏とは違うところかな。
ヌードでなくても十分に美しいものがあるし、
そうなるとヌードの意味を考えさせられてしまう。
われわれ美術モデルには良い反省材料でもあります。
どこの国も民族衣装の美しさは格別では。
インドの場合、これなら着衣で描きたいという
絵描きさんも多いのではないやろか。
(京都インド倶楽部から拝借)
そしてインドのスーパースター、
【アイ シュワリヤ ライ バッチャン】
すぐには覚えられないでしょ、この名前。
女優さんですが、いま38歳!
もう年だから・・・とは日本人が特に良く使いたがる言葉。
この人ををみてみいさ。
年齢を言い訳にする前に努力すること、ですヨ。
年齢なんて関係ないわ、
もう遅すぎるなんてこともない。
関係あるのは、その気があるかどうかだけでしょう。