2011年08月12日

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マンガ甲子園

高校野球が始まりました。


ボクは野球が好きなんで時間を忘れて見てしまいますが、


高知で『マンガ甲子園』があったの、ご存知でしょうか。



予選を通過した35校からマンガ好きが集まって、



今年は栃木の高校が優勝だったようですね。
漫画家さんからのモデル依頼は毎年ある。
口コミで広がるんでしょうかね、
ブログからいきなりの依頼がきます。
マンガで印象的だった事。
連載を取っているある漫画家さんが
読者の投稿で『絵がヘタ』といわれた。
普段はうけ流すこの手のクレームに、
今回は思い当たることがあったらしい。
編集部の担当者からも、
ヘタかも知れん、と真顔で言われたのも堪えた。
何がヘタなのかというと、
コマの中の何てことないシーン、
パンを食べてる、溝を飛び越える、
目をこすっている・・・
ささっと描いているものの果たして、
それをちゃんと見たことあるのか、という
自分への疑問。
これはこう描くものという固定観念が
自分に描かせているのでは?、
ということでボクへの依頼は
日常にある場面の観察とスケッチでした。
●Tシャツから出ている腕。
●椅子を動かそうと持ち上げている二の腕。
●片ひざついて座っているときの膝。
●下着姿での股間のモッコリの線。
●バスタオルで頭を乾かしているときの胸から首。
などなど、40項目ほど、
漫画家本人が描いた各シーンを、実モデルで追った。
『収穫ありましたー、
やっぱ、ヘタでした~』と言いながらの破顔は
なんか晴れ晴れとしてたなあ。。。
きっと何かをつかんだのです。
こういうときの美術モデルは楽しい。
まんが甲子園に出た高校生たちも、
みんな、がんばりや。