昨日、ロシアの絵描きさんたちの勉強の仕方と
美術解剖学のかかわりを書きました。
アクセス数がかなり跳ねたのは、
バレエネタだったから??
日本ではマンガの題材としても不滅のバレエ。
少女漫画の歴史の中でバレエが途切れたことは無いという
国民的題材なんでしょうか。
ちょっとした挿絵やイラストにもバレエのみならずダンスは
日常的な題材です。
ダンス・バレエ・・・動いている・・・ちゃんと描けますか、違和感無く。
たとえばこんなの。
これを写真を見ずにドローイングするとなると、
美術解剖学的な知識無しではチト苦しい。
(それにしても、この二人の体って魅力的!)
おー、これが自由自在に描けるようになれば
いま抱えているイラストの仕事も突破だ!
よーし、俺もバレエダンサーの脚の動きを極めるぞ。
かくして、人体を勉強しようと本に取り組むのですが、
こんなの覚えても、↓ イコール描けるようにはなりません
解剖図(エコルシェ) - これは文字で言えばアルファベットなのですよ。
アルファベットが組み合わさって単語になり、
単語が集積して文章になる。
アルファベットだけ知ってても文章は書けませんよね。
そうしたつながりの中で人体を捉える。
ならば、見て、観察して、触ってみて、描いて・・・という
この積み上げで覚える。
苦しい道のりですが結局は近道。
昨日のロシアの記事はそういうことなんです。
各地のROJUEのクロッキー会で渡辺先生が言う。
描こうと描こうとしないでまずモデルを良く観ること。
観察する力の補完として、美術解剖学をオススメします。