2013年04月03日

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顔の練習

顔は描くのはむつかしい所のようで
ROJUEデッサン会でも顔はパス、みたいな方も
おられます。
似顔絵は書けるのでしょうけれど
似顔絵は似顔絵でしかないですから、
やっぱりしっかりと描きたい反面、
この練習はかなり枚数を上げることと、
その前に観察する機会を沢山得ないといけませんよね。
片や、服を着ていない部分なんだから
一番練習がしやすいはず、という声も聞こえますけど、
”表情”という、体のほかの部分には無い要素が
ハードルを上げてきます。
背中にも表情がある、哀愁とか、といますけど
顔の示す表情の豊かさに比べれば
はるかにむつかしいことはわかりますね。
キりストが死んで、駆けつけた聖母マリアの嘆き
マグダラのマリアの風にたなびく服と表情。
彫刻にしてはかなり踏み込んだ表情、です。
(ピエタ ・ ボロニアのサンタマリアデッラヴィータ教会)