またもや! 一か月半も投稿間隔が開いてしまいました。いそがしいのもいい加減にせなアカン。
ちょっと落ちついたのでこれから再開します。
このスナップは大阪でのイベントで、大阪芸大の小田隆先生が僕の背面からクロッキーをしているところです。その線の技を観ようと後ろから多くの人が集まってみています。みなさん、絵がもっとうまくなくなりたい人です。小学校1年生の子も一所懸命描いています。
アタリサオリ画伯が切り撮ってくれたこの瞬間のスナップは、僕の好きな1枚です。
懸命に見つめるまなざしが清々しい。赤ちゃんはお母さんの言葉を真似てコトバを覚えて行きますが、真似て覚えるというプロセスは人間が何かで進歩してゆく過程なのです。何事につけ、芸事でうまくなる人は素直に真似ることのできる人だと思います。
基礎なしに表現するぞとばかりつんのめっても放電して空回り。 学ぶ = 充電する。 しっかり充電しましょう。
小1の子をヌードクロッキーに連れてきたお母さんはエライですよ。お母さんも作家ですが、子供に本物に触れさせることは必要と考えられたのでしょう。学んでいる大人たちの中に混じって一緒に描くなんて、素敵なことではないですか。