2012年07月02日

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教科書通りにいかないヒト

教科書とは違う!
美術解剖学モデルをしていて


人はどうなっているのか、を講義するなかで


是非とも知っていただきたいことの一つです。


 


1億2千万日本人の顔がみんな違うように


カラダもみんな違うのですよ~。


 



だから、美術解剖学をマスターしたら


人の形がわかった・・・なんて簡単にはいきません。


そこから『個体差』というわけのわからない部分に


さらに入り込んでゆくのです。






ボクが京都のジムで顔を合わせるジム仲間、ダイキ。


彼のカラダは21歳にしてもう教科書から外れてます


 


背中の下の方に、左右対称に丸くついているもの。


これ、なんだかわかりますか。


こんなものがついているって、
人体の解剖図や教科書には書いてません。


 


これは位置からして広背筋で、


その通り、広背筋なのですが


この位置に対して垂直方向に負荷をかける運動


(デッドリフト)を継続して行った結果、


この部分の厚みがZ方向に顕著になったものです。


 


 


(ダイキ、21歳。ここまでなるまで血のにじむ努力。
この辛さにに比べれば体重絞るダイエットなんて、チョロイもの)


 



 


数学の公式のように、
覚えてしまったらその通りに答えが出る。


人間の体はそんな単純にはできていないのです。
ダイキは大阪府警を受けるらしい。
市民守ったってや。