教科書とは違う!
美術解剖学モデルをしていて
人はどうなっているのか、を講義するなかで
是非とも知っていただきたいことの一つです。
1億2千万日本人の顔がみんな違うように
カラダもみんな違うのですよ~。
人の形がわかった・・・なんて簡単にはいきません。
そこから『個体差』というわけのわからない部分に
さらに入り込んでゆくのです。
ボクが京都のジムで顔を合わせるジム仲間、ダイキ。
彼のカラダは21歳にしてもう教科書から外れてます
背中の下の方に、左右対称に丸くついているもの。
これ、なんだかわかりますか。
こんなものがついているって、
人体の解剖図や教科書には書いてません。
これは位置からして広背筋で、
その通り、広背筋なのですが
この位置に対して垂直方向に負荷をかける運動
(デッドリフト)を継続して行った結果、
この部分の厚みがZ方向に顕著になったものです。
(ダイキ、21歳。ここまでなるまで血のにじむ努力。
この辛さにに比べれば体重絞るダイエットなんて、チョロイもの)
数学の公式のように、
覚えてしまったらその通りに答えが出る。
人間の体はそんな単純にはできていないのです。
ダイキは大阪府警を受けるらしい。
市民守ったってや。