2013年03月29日

 未分類

プロのやりかた

いまは博多に居てます。
ここはいい街ですよ~、とても気に入ってる街です。
できれば長く居たい。 けどもう帰らなきゃいけないのですけど。
ところで春になって個展のシーズン。
いつも思い出すのが、知り合いの画家さんのこと。
とにかく絵が売れるので百貨店に期限までには
多数の絵を納入しないといけない。
期限までに描きあげる、これが重労働。
イーゼルを何本も同時に立てて、一挙に描き上げる。
魂とか思い入れとか関係なし。 とにかく『数』がいるのです!
ビジネスになったら、そういうものなんですかね。
————————————————————-
アトリエROJUE渡邊先生が以前にブログに上げていた記事で、
笑ってしまったのがありました、 ここに引用してご紹介 ↓

プロの画家の手口!いや失礼、テクニック、いやいや
表現・・・・まっ、何でもいいか!?




今回はチョッと生徒に対して、
プロの画家が良く使うテクニックで描いてみました。
要するに見てくれの良い、素人受けする描きっぷりです。
勿論、プロの画家ほどは上手く描けませんが・・・・・・
下地にぼかしローラーを使ってみたりして、ギトギトと色幅を広げ
輪郭線で鋭くまいて、さっさっとクロッキーを使ってあっさりと描きます。
スピード感があって画面がギトギトしながらあっさりと・・・・
すると何となくカッコ良くて、プロっぽく観えてきます。
作品性を強く出したデッサンです。
こんなテクニックを使って、パステルでも油でも描けば
プロっぽくなりまっせ!
(約30分・木炭紙に木炭)

絵で飯が食えなくなってくれば
こんな手を使ってみるのも良いかも・・・・?
生徒には勧められないテクニックの見本です。
素人さんはプロの画家の描いたこんな風な絵を一所懸命真似して
それで、いずれ画家で御座いとばかり。 
上手いだろってねっ。
でもしっかりデッサン修行した上で、画家はこんなのを描いてる訳でして。
ド素人がいくらやってもバレバレで、そんな人に
本格的なデッサンしてもらったらガタガタですよ・・・・・・
やっぱりデッサン修行が一番大事。
バッタもんは出るとこには出れませんよ!