2011年06月01日

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美術モデルはブサイクでもいい・・・

刺激的、挑戦的なタイトルでツカミを計るものの、
いささか品が無いですね、すみません。
こんなことを書くのも、
美大のモデルはなぜブサイクなのか、というスレがたってたり
実際にそういう声を生徒から聞いたり、
おー、みんなそう思っているのかーと思って。
絵を描く側の立場にたってみれば
魅力が無いモデルでいいはずはない。
まずこれは当たり前ですね。
描きたくないものは描きたくないだろうし。
他方、魅力とブサイクとは、直接の関係はありません、
ブサイクでも魅力のある人はいてるし、
一見キレイでも人として魅力の無い人もいる。
そう、この人として、が大いにモノを言いますね、経験値では。
初めて、服着て会ったときには、え~、ショボイなと思った人が
ヌードになったとたんにえ~、こりゃスゴイと嬉しい誤算のモデルもいれば
一見キレイでも1回描いたらもう飽きる人もいる。
その差は中身としかいいようがないんかな。。。
この点は、絵描きさんの意見を広く求めたいですネ。
天はニ物を与えず、といいますから
才色兼備、はなかなかの高いハードル。
でもそういう人も中にはいるから、世の中は広いもんだ。
モデルにはインスピレーションを求めるのですから
ブサイクかどうかよりも、
描き手の霊感に触れるかどうか、なのでは。
(作家はいろいろ試行錯誤したいのです。
パリのロダン美術館にある 『バルザックの習作』。
メタボのオヤジ、なんですが、モチーフとして魅力ありますよね。
メタボ = ブサイク、で語られない一つの例)

(こちらは静岡にある、同じくロダンの『裸のバルザック』
両手でおちんちん握って立ってます。 ロダンは何を
インスピレーションしたのでしょう)

(それで、いろいろやった挙句に”最終習作” としてのバルザック)

モデルでいうと、ブサイクかどうかじゃなくて
描きたいと思わせる何かを持っているか。
そこに行きつくのではと思ってます。
じゃあ、描き手は何を描きたいのか。
といって話はまた元に戻ります。
エロ100%で来る絵描きが描きたいものと、
そうではないエロ0%の絵描きと、
求めるものが違えば、求められるモデルも違う。
ボクは50%づつくらいが居心地いいかな、と思ったり。
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昨日このブログに上げた、ダイエットの記事が
あまりにアクセスが多いのでちょっとびびって
違うネタふってしまいました。
この件は、また。