世間の笑いのネタになっている、
スペインでのフレスコ画の修復は
いろいろネット上でも飛び交ってますね。
とんでもない、というものから
単に笑えるというものまで
でもまあ、少なくとも、”修復”、じゃあないですね。。。
絵画修復というのは、美術の一つのカテゴリーとして
完全に確立された分野。
それを街のおばあちゃんがやるというのが
豪快でスペインらしくてすごいな。
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有名な、マザッチオの【楽園追放】
左が修復前、右が修復後。
左の方にわざとらしくつけられた葉っぱを
修復を機に取り除いたもの。
修復は、その時代も表すわけで。
しかしこの葉っぱは、ひどいね～。
女性の方はタトゥーみたいになってるな。
ボクの写真集の【Ｈａｔｔｋｅ】、
写真美術館（恵比寿）では多くの方に閲覧を
いただいているようでありがとうございます。
これも修復、じゃあないけれど、
マザッチオの楽園追放の葉っぱみたいなことを
やらないといけない？？？みたいな感じになりかかったものの
それを振り切って写真集にして出しております。
そのお陰で日本では店頭には並べられませんけど。
写っちゃいけないところをトリミングから外す
という自主規制。
楽園追放みたいに葉っぱを付けられるよりマシかな。
もちろん、写真集ではこの下まで写っていますが、
写真家のＹＵＫＩいわく、写さないと写真のチカラが半減する。
彼女はこの規制された１枚はキライだろう。
写真集【Ｈａｔｔｋｅ】は、
写真美術館に行って、この検索で貸し出してもらってください ↓
最後はＣＭになってしまいました～。