2018年04月14日

 作品, 美術解剖学

生き物の形は美しい

またも、2~3週間放ったらかしてしまったこのブログ。忙しいのもいい加減にしないと、と思うこの頃です。でも見に来てだいているヵ他の数が落ちないのはありがたいです。下書きは沢山あるので順次挙げて行きます。

花を描いている画家さんがかつて言ってくれた言葉に、『花と人体とホントによく似ている、なんか同じ法則で形が出来ている』というのがありました。クロッキー会でボクを何時間かクロッキーした後の事なんですが、生き物は生き物としてそうなのかもしれませんね。

これなんて、下からあおってみるとヒトみたいです ⇓

 

 

ヒトじゃなくて木なんだと言われたらそうだし、でもバレリーナにみえますよね ⇓

 

この姿は、⇓ 先ほどの樹みたいに描けそうですね。

 

 

だから、というわけではないですが、このことに着目するアーティストもいるわけです。岩崎永人、NAGATO IWASAKIとして海外で注目されているアーティストで流木を集めてきて人のカタチを表したら。。。美しいですね。

 

 

これがヒトの形に美しく見えるのは、解剖学的にほぼ間違いない筋肉の走りの通りに流木を組み付けているからです。どの流木がどの筋肉を表しているか、わかります。これが輪郭線だけを木の形で追っていっただけならば、人には見えていないでしょう。