中国は広州にきました。
日本人としてはいつもJAL便を使う、
でも今回は時間の都合で初めて中国南方航空。
食は中国にありというだけに、
機内食は絶対おいしいに違いない。
そのはずが・・・まずい!ハンパなくまずい!
よく、“草履(ぞうり)のような肉”という表現が
されるけど、それってどんな肉なんやろ~♪、と思っていた。
まさか飛行機の機内でそれが味わえるとは思ってなかった。
チャップリンの名作Gold Rush、
靴を食べるシーン、あれを思い出しました。
(チャップリンのこのシーン、有名。
関西人なら知らない人はいない探偵ナイトスクープで、
フェラガモの靴でほんとに実験してました。
ボクも食べてみたいと思ってたのです。)
ほかに出てきたもの、
ソーセージもどき?の入ったテリーヌ、
ドロドロのつけ汁の日本ソバ、
カスカスのフランスパンには、
セメダインのようなにおいのするガーリックバターが。
救いを求めて頼んだコーヒーも、めちゃ濃い、
インスタントじゃあないかと思うほど。
帰りもこの航空会社かと思うとツライ。
ちなみにビジネスクラスなんですけど・・・
往復の16万円、返してほしい気持ち。
フランス人がイギリスの料理を揶揄して
よくギャグにしているのが
『うちの犬はイギリス人よりいいものを食べてる』
食文化の貧しいイギリスならわかるんですけどねー、
中華は世界一のはず。
お-い中国人、実力をちゃんと発揮して欲しい。
あー、これだとクレームの紹介に終わってしまう!
まあ、良しとしよう。
草履のような肉、と注文してそれを出してくれる店はないし、
文字の世界でしかないと思われたその表現を、
ボクはこの目で見て味わうことまでできた。
今後の翻訳業でのネタにもなるし。
Think positive !
(それにしても、全部、まずかった)