2012年08月12日

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幸福なキモチ

シーナ・アイエンガーという人が


選択の科学を研究している。


選択の科学とはなに?



 
人の人生は選択の連続で、


学校、仕事、恋愛、結婚、など大きなものから、


何を食べるか、いつ食べるか、あるいは食べないのかなど


毎日小さなことも迷っている。


この選択を、科学的に解明して良い方向に持ってゆこうというもの。



 


この人の考えた面白い実験で


店頭に試食用のジャムを6種類置いた店と


24種類置いた店では、


6種類の店の方が売上が多かった。


試食そのものは24種類ある店の方が多かったものの、


選択肢が多すぎると、『買えなくなる』のです。



 


選択肢が多いことは、必ずしも幸せじゃない、


逆にこれしかない、で集中する方が幸福感を得られるのだと。


うーん、なるほど、と思った。


ぼくにも、そんな心当たりがあるわ。



 


このシーナ・アイエンガーはいま世界でひっぱりだこ。


ご本人は失明というハンデを背負いながら


選択の研究をしています。


この人の感覚では、失明は選択を狭めたり、


幸福感を阻害するものではないのだとか。