人体の構造についての講義を
依頼していただく件数がこのところ多くなってきた。
学校じゃまともに教わらないし、
美大や藝大に入ったからといって
教えてもらえるわけでもない。
じゃあ、どこで人間の姿（ヌード）見るの？というと
自分のパートナーの姿か
写真か・・・ってところかな、じっくり見るとしたら。
ニッポンはそうなのだ。
だから、ちゃんとみせてくれ、となるのでしょう。
過日、東京でおこなった人体観察会【筋肉と骨】でも
熱心に聴いていただいた。
そこでの寅吉さんの、トラキチメモ。
腕はちゃんと見たら、確かにこうなっているのです。
どうなっているか、を理屈でわかって描くのと
そうでないのとでは確信という点で大違いですね。
基礎のない応用を自己流と呼ぶ。
絵にかかわらず、全ての分野でそうです。
ボクはそこでがんばらせてもらいます。