役者にとって、ダンサーにとって、
シンガーにとって、絵描きにとって・・・、
上手に演じることより、感動させることが
元々の目的のはずですよね。
上手にやろういう意図が透けてしまうと、
とたんにつまらなくなる。
企業の採用面接官を請け負うボクがよくおもうのですが
これらアートと就職面談はよく似てるなー、と。
就職の面談とは、
自分という“作品”を
職場の面接官相手に売り込む行為。
絵描きがポートフォリオを持ってギャラリーを回って、
自分の絵を売り込む作業と同じです。
感動できたら絵を買ってくれる。
これと同じで、
感動してもらったら採用という評価が出る。
上手に描こう、上手に歌おうとして
“魅力の無い”面接をしてしまってる
残念な場合がよくある。
素の自分とはかけ離れてしまっている。
これでは感動は生まれません。
就職面接はアートと同じく、感動させてなんぼ。
勝負できるのは素(す)の自分しかない。
そこの原点を忘れていませんか。
アート系の学生さんたちが、
苦手な面接もアートと同じなんだ~と思ってくれたら、
ちょっとは気が楽にならないかなと期待して。