フラフラするな、ちゃんと仕事(勉強)しろ、
と親や周りにに言われて
ガンバってみようかなとおもうものの、
それがどうも性(しょう)にあわない。
気がつくとなにか別のことに気が向かっている。
芸術をやっている人にはこういう人が結構いる。
生きていくために必要な何かよりも、
目の前にある何かに気持ちが惹かれる。
この前までボクが訪問していた韓国には
こういう人のことを指すヨンマサルという言葉がある。
言葉があるということは、そういう人が昔からいたんですね。
近頃の若い者は、じゃなくて
何世紀も前からいてたんじゃないですか。
ムーミンに出てくるスナフキンもそうか。
日本語ではどういえばぴったりくるのでしょう。
(知る人ぞ知る、スナフキン)
こういう人、いま増えていますよね、確実に。
みんなが働きアリだと社会は息が詰まる。
ボクは性分として働きアリのタイプだけど、
まるで反対のぽわーん、とした人は
社会には必要だとおもう。