描いてきた作品はどんどんたまってゆくけれど、
自分が描いている姿、を残している人は少ないです。
モデル台からは、皆さんの様子が本当によく見えます。
これは皆さんが想像するよりはるかによく見えています。
東京ROJUEにお見えになるSさん。
この方は多くの社会人の方と同じように
仕事の合間になんとか時間を見つけて
デッサンをしに来られます。
社会人は学生よりははるかに時間の制約はあるけど
時間が無い人ほど勉強するのは
どの分野でも同じことでしょうね。
ところでこのSさん、
描いている姿がカッコイイんですよねー。
侍が刀を抜くような、そんな勢いで描かれる。
長身に中腰。
腰に悪いんじゃないかと心配しますけど
とにかくボクはこの方の“描き姿”が好きでして、
モデル台から姿を拝見すると
こちらも気持ちがはいっていくのです。