このまえの記事で写真家の仕事の現場を
映したYouTubeを紹介しましたが
反響をいただきました。
どんなことでもそうですけどプロがやっていることって
見ているだけで面白い。 たまたま通りかかったところで
家を建てているところをじっと眺めてたりしてます。
家を建てる作業にはその分野にしかない呼吸やルールがあって
それに従って作業が進む。 その呼吸やルールを基礎と呼んでいます。
その基礎っていうのは長いあいだの経験で培われたノウハウが
人のあいだに伝わってきたもの。
絵や彫刻も全く同じですね。
ボクは雑誌の中で紹介されるイメージフォト、特に体の
パーツ写真を撮りますが、 出版社の撮影部隊の方たちの
プロの仕事は見ていてあるいは触れてみてとても興味深いものです。
(手術台のような撮影台。ここにボクは乗る。
脚立にカメラマンが座ってスタンバイOK。)
(肩口の撮影。 ほんのりとそこだけ明るく光を誘導)
(腰の部分とお尻の採用。何人ものスタッフのチカラで
1枚が撮れると、達成感あります)
たまたまボクにはこれが縁のある分野ですけど、
半導体の設計だって、鉄道の保線だって、不動産の営業だって
この世のどんな仕事にだって特有のノウハウや知識がある。
それってかっこいいなと思うのです、子供みたいに、感動。