ボクはサッカーの中山雅史が好きです。
サッカーには全然関心はないし、
競技のルールさえよく知りません。
そんなサッカー音痴のボクにでも、
中山のあのウルトラ・ポジティブな存在は、
とても魅力的です。
そしてこのひと、
歳を重ねるごとにかっこよくなってゆく。
最近は美魔女、みたいな存在も有りますけど
この中山のように生き方がルックスにずばり反映する、
かっこいい生き方やなと憧れます。
”なぜこんなに愛されるのでしょう?”と聞かれた中山が
”サッカーがヘタクソだからでしょう”と答えた。
こうありたい、というプレーができないからだという。
つまり、プレーへの理想が高いということですね。
その理想を追っかけて、追いかけて、追っているうちに
引退の年齢になっていた、とう事でしょうか。
共感できます。
満足したら、もうそれで終わり。
それは人生そのものですよね。
ボクも長らく美術モデルをやっていて
自分で満足のできるポーズができたことはホンの2-3回、
その意味でほんとにポーズが下手くそなモデルです。
いつか来る引退の日まで、もっと上手くなりたい。
これは絵描きさんと同じですね。
どうだ、うまいだろう、と悦に言っている絵は
たいがい下手くそです。
同じ下手くそでも、満足しているヘタと、
理想を追いかけている発展途上の下手では
”魅力”が違う。
上手かどうかより、人の心を打つかどうか。
中山の姿勢を見て、いろいろ思います。