美術解剖学 (アトリエROJUEでは人体構造学®と言い換えてますが)
に関する記事を出すと検索がとたんに増えます。
一昨日の記事、首と肩、にはアクセス多いですねー。
医学的にどうだこうだ、という美術解剖学は面白くないけど
見た目を解説する人体構造学®はやっぱり関心を持ってもらえるのでしょう。
喜んで頂いているなら嬉しいの、
じゃ、調子に乗ってもひとつ。
胸。
はい、極端な例ですよ ↓
目を背けないでくださいねー。
これ、顔を男にしてブラを取ったら
まるで男でしょ。
そうですね、人間は男女とも各パーツは同じものでできております。
(なんか顔だけ白いのがヤケに気になりますが)
おなじみブルース・リー。
胸に注目してください。
もしも、この写真を見たあとで
これを絵に起こしなさいと言われて絵に起こしたとき、
胸に気を取られるあまり、胸だけ描いてしまう・・・
つまり胸がどこまでつながっているかをちゃんと描けない
ということが結構あります。
胸はどこまでつながってるか?!
マズイ絵なんで ↓ ヤなんですけどね、
これで見ると、胸(大胸筋)は
腕についていることがわかりますね?
ブルースリーはハッキリわかりますし、
上のムキムキ・レディに至っては
胸は肩の向こう側に行ってますよね!
胸(大胸筋)がついている腕の位置が、
顔の横にあるからです。
ムキムキレディの肩や胸は想像で描くのはむつかしいけれど
人体構造学(美術解剖学)を知っていれば
造作もなく描けることでしょう。
胸って、
そんなアッチコッチに行くものなんですよね、
見え方としては。