Profile

美術解剖学を自らの身体で見せながら、解剖学、理学療法、体育学、美術の4つの視点から人体を解説する、世界でもただ一人しかいない【美術解剖学モデル】。美術解剖学会(東京藝術大学内)幹事、アカデミック造形研究プロジェクト(兵庫教育大学後援)、京都アトリエ路樹絵プロデューサー。

作り手への実践支援型の美術モデルして、ファイン、アニメ、漫画、イラストなどの平面制作の方々向けのみならず、ゲーム、フィギュア、モデリング、彫刻、インスタレーション、など立体を含めた幅広い分野の方々を対象に人体の仕組みや見え方をアートの関係者が必要とする部分に特化して科学的論理的に解説することにより制作者の作品に貢献する。海斗をモデルにした彫刻作品は5体の作品がすでに入選している(2023年現在)

各種ゲーム、アニメ、CG、などの制作会社の企業社員の方々へ向けての社内セミナー開催や、クリエーターを夢見る一般社会人、主婦、美大、芸大、専門学校学生向けなど広い対象に向けて【美術解剖学セミナー・海斗LIVE】を地元の京都のほか東京・大阪・名古屋・福岡・鹿児島などの都市で多数行っている。求めに応じて国立大学や私立大学、専門学校などで集中授業も行う。

WHOのツボを一冊に集めて解説した「ツボ単」(原島広至著、NTS社)のモデル、「美しい美術解剖図」(小田隆著、玄光社およびKindle)を監修。自らの身体の写真集「HATTKE」(木越由美子著)は東京都写真美術館(恵比寿)に所蔵、閲覧も可能。

History

2005年

  • 渡邊一雅主宰の京都の人体専門アトリエ『アトリエ路樹絵』で同氏に出会い、同アトリエにて絵画モデルの活動を始める。

2007年

  • 【肩甲上腕リズムと外観の変位】のテーマで、東京藝術大学内の美術解剖学会にて発表。

2008年

  • 写真家・木越由美子氏とともに裸体芸術写真集「HAKKEおよびJAMALE」を発表。

2009年

  • オーストラリア・シドニーでのFringe Festivalにて写真集「HAKKEおよびJAMALE」から数点の写真作品を発表。
  • 写真集「HAKKE,およびJAMALE」が東京都写真美術館に所蔵となる。

2011年

  • 東京藝術大学・上野校地にて「美術解剖学ワークショップ」開催。
  • 「美術解剖学ワークショップ」からの報告を「美術解剖学への旅」として、美術解剖学雑誌の中で著す。国立国会図書館所蔵。

2014年

  • アトリエ路樹絵総合プロデューサーに着任。
  • 長崎県美術協会洋画部にて美術解剖学セミナー開催。約100名の参加の中でヌードデッサン大会も実施。

2015年

  • ベストボディジャパンの大阪大会に出場。

2016年

  • 画家・小灘一紀氏のライフワーク=日本神話の須佐之男命(スサノオノミコト)のモデルを務め、日展に展示。

2018年

  • 映画監督、片桐裕司氏のワークショップ『片桐裕司彫刻セミナー』(大阪)のモデルに起用。
  • 小田隆著『美しい美術解剖学』に監修者およびモデルとして参画。
  • 同書の出版記念イベント(大阪南港)にてヌードクロッキー会開催。
  • 美術解剖学ワークショップ『海斗LIVE東京』をポリゴンマジック株式会社(六本木)にて12か月連続開催。
  • 株式会社アニマおよび株式会社ポリゴンピクチュアズにて、実戦的な美術解剖学ワークショップ『海斗LIVE』を実施。(プロのアニメータ、イラストレーター、CGオペレータ向け)

2020年

  • 乙女ゲームの株式会社コリーにて企業内ワークショップ(月例24回開催)

2022年

  • 兵庫教育大学の前芝教授及び画家のアタリサオリ氏と共に「アカデミック造形研究プロジェクト」を兵庫教育大学の後援の元に結成。
  • 「前芝武史アタリサオリ二人展」プロデュース。イベント「激変の瞬間」は神戸新聞に掲載。

2023年

  • 大阪市中央公会堂(1月@中之島)にてライブ制作「ゼロからの構築」実施。前芝教授、アタリサオリ画伯が海斗をモデルに即興制作のデモを行う。
  • 「前芝武史展」(5月@兵庫教育大学)にて前芝武史教授・アタリサオリ画伯のモデルとして登壇。
  • 大阪市中央公会堂(8月@中之島)にてアカデミック造形研究プロジェクトとしての展覧会「二人の美術解剖学」実施。男性寝ポーズでの初の公開制作を行う。
  • 「こども美術解剖学」を子供の漫画塾であるアトリエ・カイマ(8月@大阪)にて開催。中高生向けに人体の造形を視覚と触覚でレクチャーし好評。
  • 佐賀大学特別教員養成課程美術科彫刻専攻のOG作るグループ「ニケ」にて彫刻モデル実践(9月@佐賀)
  • 東京工芸大学・芸術学部(6月・10月@小栁ゼミ)にて美術モデルYUと共に性的二形および顔を中心テーマとして授業実施
  • 美術解剖学セミナー【海斗LIVE・大阪】を全7回開催(@尼崎)
  • 第29回美術解剖学会(7月@東京藝大)シンポジウムにて「コンテンツ産業が求めるリアリティと美術解剖学」をテーマとして講演。松村譲兒杏林大学医学部教授および渡邊晃一福島大学教授・パリ国立美術学校客員教授と共に3名でシンポジストとして登壇。
  • 国立大学法人・富山大学芸術文化学部にて授業(@松村ゼミ)
  • 国立大学法人・兵庫教育大学大学院(@前芝ゼミ)にてモデル。2023年も海斗をモチーフとした2体の作品が日展に入選する。
  • 京都精華大学にて小田隆教授のモデルを務める。

制作・著作

2008年

  • 「HAKKEおよびJAMALE」(木越由美子著) は海斗の身体の写真集。東京都写真美術館(恵比寿)に所蔵、閲覧も可能。

2009年

  • オーストラリアの FringeFestival にて海斗がモチーフの木越由美子作・裸体芸術作品を出展。

2011年

  • 「単シリーズ」(原島広至著、NTS出版社) の中の一つ「ツボ単」の実写モデル。同シリーズは美術解剖学書で異例の公称20万部を売上げた。
  • 「美術解剖学への旅」(「美術解剖学会誌」に随筆を執筆) 国立国会図書館所蔵。

2018年

  • 「美しい美術解剖図」(小田隆著、玄光社およびKindle) を監修。