反省の話です。
名のある作家さんからモデル依頼をいただき、ちゃんとパフォーマンスしないとなあと気を引き締めて現場アトリエに。『今日はねー、美しいものに挑戦するんだよネー』といわれ、見せられたのが下の写真にあるような、これ系のポーズ。おー、出た~! たまにこの系統の依頼はあるのです。 事前に聞いたらお断りしているのですが、名のある画家さんからのまさかの不意打ち!
『これ、え?どうやって。。ですか? モデルは二人要りますよね。』
そう聞き終えたか終えないか、のタイミングで奥から若い男子がおずおずと出てきて、訛った日本語でコンニチワ~、と言われ。
画家さんからは作品の意義や背景、狙いなどを説明されたものの、得意分野ではないので頭に全く入らず。
最後に『海斗さん、大丈夫ですか?』と言われた。大丈夫なわけ、無いやろ。
”得意分野のモデルもきっといますから、どうぞそちらへ~” ということで仕事は不成立。
この彫刻並みに美しく演じる自信は、ありませんでした。美術モデルとは長くやってると色々あるお仕事です。それだけに、内容はしっかり事前に打ち合わせておかないと。確認は基本のことなんですよねー。同業の方々、確認作業はちゃんとやっておきましょうね。