2011年09月02日

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死と隣合わせの美

ボクは美術モデルなんて事をしてますけど、
死産で生まれるはずの子だったのです。元々はかなり虚弱です。
虚弱のコンプレックスがあってこそ、いまモデルとして
皆さんの前に立つことができました。
でもそういう背景があってかどうか、
死を想起するような美には惹かれてしまうのです。
たとえばガスマスク。
異様なこの光景はタナトス、人間性と非人間性の間にある美。
ボクにはそういうイメージです。
(ハンガリーでPH13の強アルカリの有毒汚泥が
流れ出て多数の死傷者だ出た事件の時のもの)

(アートっぽくなると、こんなかんじ?)

まあ、ガスマスクについては、大阪の美術モデル、minminチャンの
専門分野だ。 またヨロシク。
タナトスの反対側にあるテーゼはエロス
エロス的な美はもう言うまでもないですよね。
ほとんど、これが好きでしょう。
(世界陸上にも出てたアリソン・フェリックス。
走る姿が美しい。 腰部のボリュームが色っぽい)

(一着じゃい、文句あるんかい、ワレー、と河内弁で叫んでもきっと似合う)

愛と死、陰と陽、エロスとタナトス。
両方の美を感じることのできる完成は持ち続けたいな。