いくつか前のポストで、ボクが小灘一紀先生のモデルをさせていただいた絵が日展に出ていることをお知らせしましたが日展が六本木から平安神宮横のの京都市美術館に10日から巡回してきます。
小灘一紀先生は日展の会員なので一貫して日本神話の世界を表現していてボクも今回は須佐之男命(スサノオノミコト)を演じさせてもらいましたが最終的に展示に出すまでには画家はいろいろと最終形を求めて苦労をされるようです。 ぼくにはツノとヒゲがつきました、へ-、こうなるんやー、と自分の顔を見て納得。
日展、洋画を全部見ましたがヌードがほとんどない! 名のある画家さんのモデルを多数やっている東京のモデル仲間のKに訊いたら、人体のヌードはボロが出やすくてリスクが高いから画家はチャレンジしたがらないんだとか。なんやそれ。この辺、歴史としか言いようがないですね。ヨーロッパではまずアカデミズムとしてはまずヌードが描けなければという風潮なのに日本ではリスク排除で敬遠。
751点の洋画展示のうち、全裸はぼくのものを含めてわずか4点。 ちょっと寂しいですねー、モデル仲間のKの作品も2点とも着衣。この子はヌードが美しいのにもったいない!
多くの画家さんたち、ヌード描写で観客の度肝を抜くチャレンジをしてみませんか?
制作途中だったもの
最終的に角と髭がつきました。