2012年05月18日

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キモノ作家もすなるデッサン

アトリエ路樹絵のお仲間に、
手描友禅という分野で作家をしている真鍋沙智さんがいる。
大学出て、さあ就職をどうしようか、という
いわゆる普通の人生コースじゃなくて
大学出て職人に弟子入りして技術を学ぶという、
昔の徒弟制度のような世界に入った。
好きなことをやり通す。
普通のようで実はほとんどの人ができていない事、
それを立命をでたばかりの若い女性がやってしまったというのが
この人の凄味です。
彼女が描いた絵があって、
ボクに突き刺さりましたね。 これ。

手描友禅という分野を極めるために
彼女はアトリエ路樹絵で人体を学びました。
人体からは多くの影響を受けたと聞いています。
真鍋沙智作品 『輪廻の桜』  キモノって、ほんとにエレガント)

(人体は、こうして着物につながるのか)

やり抜こうとすること。 やろうとすること。
アートに限らず、人生にとって大事なことを教えてくれる作家です。
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『アート関係の仕事に就きたいんです~、
自分にもできるでしょうか』 と聞く人がいる。
『できるか、できないか』 、じゃなくて、
『やるのか、やらないのか』、 をまず問おう。