7月、8月と連続して、立体と平面の合同セッションをやりまして一人のモデルを囲んで立体と平面の両方の方が同じ場所に集って制作を行いました。10時から17時があっという間に過ぎた、そんな感じでした。
参加者の一人の方はモデルを前にして粘土を触るのが大学卒業以来という社会人で、今回久しぶりに立体に挑んでこられたのですが、彼からうれしいコメントをもらいましたので紹介させてください
海斗さん
ありがとうございます。写真はどうぞ使って下さい。
男性モデルで立体作るのは初めてでモデルを前に立体作るのは大学
でも人体デッサン、
またよろしくお願いします。
男性モデルは初めて。モデルを前に立体を作るのは大学卒業(大阪芸大)以来。で、この出来栄えです。
ただこれを可能にした事実が二つあり、かれはかなり人体デッサンの基礎をアトリエROJUEでたたき込まれ、ぼくが開催する美術解剖学校講座にも出てきてくれていました。だから「よく見えた」のでしょう。自分の感覚で超能力、というのですから作っているときは楽しかったでしょうね。
実際に彼はモデル台のすぐそばまで来て何度も何度も繰り返し見に来ていました。その回数は参加者の中で一番多かったのです。このように「観るスキル」が基礎力の上に花開いたのは、腕を上げて行く過程で重要なことだと思います。「これからも頑張ろうというきっかけになった」 と言ってくれたのはモデルの側にもとても励みになり、ぼくも「これからも頑張ろう」という気持ちにさせてもらいました。ありがとうございました!