モデルによってタイプは違うでしょうけれど、ぼくの場合は絵描きさんと1対1でやる時が一番張り合いがあります。なぜなら、何を描きたいのか、どう表現したいのか、目指すものは。。。などといろいろ絵描きさんの気持ちや向かう方向がわかった上でポーズを出す方が的確にポーズが出せるし、お役に立てたという実感がもっとも得られるからです。
なにより、その絵描きさんの作風がわかる事は重要。人体モデルを起用しての作品はモデルが居ないと成立しないのである意味出来上がってきた絵は画家とモデルの共同作業。 そうして出来上がった絵はモデルにとっては自分の作品のように思えるものです。
福岡の画家・田代国浩先生のイベントで立たせてもらったときのスナップ。画家さんがここまでせり出して描いていただいたら、モデルはもちろんの全力投球。画家さんを見つめてポーズを出してゆきます。