ちょっと前,島根県の出雲市でしたか、町中に立つミケランジェロのダビデ像にパンツをはかせろと言って、世界の笑い者になっていましたね。
子供の教育上よろしくないと地元の議員が言ったとか。 政治家のやっていることの方がよっぽど子供の教育上よろしくないと思うのですが。
ひとつ前の記事の富山大学だけでなく、小田隆先生と普段やらせてもらっている成安造形大学でも同じなのですが、生徒のほとんどは女子です。だからと言ってボクがパンツをはいて授業に臨んだら、この出雲の例と同じ愚をやらかしてしまうことになります。
生きている人の体が生来持つ美しさとは何なのか。それを知り考えることは命を大切にすることにつながるのです。これは男子女子に限らず。それは美術が教育のためにできる事のひとつなのではないでしょうか。