2019年05月01日

 美術解剖学

骨があらわに、リアルに

ネットで拾った画像ですけどね、資料としてちょうどよいのがあったのでご紹介。

ボクが行う美術解剖学の授業やセミナーでは、「骨が体表から見えているところはここ」と指で指してゆきます。顔には沢山あります、顔が人体の急所といわれるパートが多いゆえんです。骨以外でも急所はありますが、骨は確実に急所ですね。

顔以外で骨が出ているところは、肩峰、頚切痕、肘頭、尺骨遠位端。。。その他いろいろあり(むつかしい単語ですけど、検索してみてくださいね)そしてヒザもそうです。でもヒザは立って居るときと座っているときは全く見え方が違います

骨のカタチがあらわに出てるでしょ。真ん中の赤みを帯びた部分が膝蓋骨(膝のお皿と言われてるところ)、これは右の骨格模型には出てません。

このヒザ、男の人のゴッツイ膝ですけど、骨が丸出し! 「ヒザ蹴り」なんてのが痛いはずですよね。

このヒザの凸凹はたまに目にするのですけど、一体これが何なのか!どうなっているのか!それを本で調べだしたら大変。 わかった気になってもほんとにそうなのか、正しいのか、だれに聞けばいいのか。。。そこでストップ。

このモデルが立った時の膝はどう変化するのか。 海斗LIVE「筋肉と骨」で解説します。なぜそのように変化するのか?男女でそれって違うのか?! それも実物モデルでお見せしますね。