2011年12月07日

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遠近法と遠近感

今度、アトリエ・エビスでモデルとして立たせてもらう
お話があって、そういう画塾で立つ際には
やっぱりカリキュラムが気になります。
何をするセクションで何を狙った練習をするのか。
モデルの造形力に任せて好きにやってちょうだい、
というなら楽ですけど、
学びの場ならば何か狙いがあるはず。
それにあわせたポーズを取ります。
なので通称でセンターというポジション
(モデルを360度ズラっと囲む方法)
より、壁を背にしてポーズを作るほうが
やりやすいのは確かです。
『今日は遠近法を練習しましょう』
体の厚みは20-25センチ、
絵で表すなら、
この短い距離での遠近は立体感を出す勝負になりますね。
写真ならば、手足を使った造形として、
いかにも、というのを。
(写真: by Denis Sm)

こればボクら美術モデルがやる手口でもあります。
頭側に初心者らしい生徒が座っていたら、
彼または彼女に向けて頭を向けてこのようにポーズして
足先までの長い遠近法の練習をしてもらいます。
あるいは、自身ありそうな人に対して
このポーズでまっすぐつま先を向ける。
いろいろ、モデルも考えています。
時には、シッポがあったら良いのになあ、と思うことも。
手足合わせて4本に、 あと一本欲しいな。
(こういう遠近で、どう?)