2011年06月18日

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見たらゾッとするインパクト


文字って、すでにわかっていることを


もっと詳しく説明するには最適のモノですけど


よくわからんものは文字で見たって所詮ピンと来ない。


そういうのは実際に見てから、初めてわかる。


 


昔の人もその事をちゃんと見抜いていて


百聞は一見に如かず、という言葉を
後世の我々に残してくれた。



 


昨日はイスラム女性のことを書いたので


今日はタバコのことを。


 


今ボクがいるこのASEANの国々は


一様にタバコには厳しい。


あちこち行ってきたボクの感覚では


世界で一番厳しい地域じゃないかなと思う。


アメリカ、ブラジルも厳しいけれど


それはタバコのパッケージのデザインでわかります。


 



ヨーロッパは、文字だけの警告ですけど


『タバコは人を殺す』とハッキリ。


なかなか激しい言い方ですね~。
副流煙も意識した
表現ですよ、これは。
それにこれは文字というより、
有無を言わさず目に飛び込むビジュアル。


 


ブラジルはもっときつくなる。


タバコやめないとアンタもこうなるのよ~♪
ポルトガル語で、喫煙したらガンになる、と
これもハッキリ。
どうも各国のタバコ警告は
断定的、言い切り口調が多いようだ。




ブラジルはこれ以外のも結構キツイ写真が
沢山ありますが、一番きついのは
シンガポール、マレーシアをはじめとする
東南アジア圏のタバコパッケージ。



 



 



おいー、こんなになるまで放っておくヤツが


一体どこにいるねん・・・という疑問はありますが。


でも実際にいるから写真になっているのでしょう。



 


タイのはもっとグロイです、
ここでは、もうやめときます。
しかしこれ。。。。


一箱20本のタバコだから、


一本取り出すたびにこの写真を20回見る。


フツーの神経なら凹むわ、こりゃ。




振り返って日本では。


このゴチャゴチャした文字の羅列。


アホと違うか。
国民に警告を出すという意味では


やる気が有るとは到底思えません。



(タバコ税は政府の貴重な収入源なんですからね)




 



中学や高校でタバコはダメと口で言われて
何でダメなんだと反発するのは
向上心にはやるワカモノなら、或る意味当然の反応。
シンガポールのタバコ写真見せて、
だからダメなんだと教えてやれば
多くは納得するとおもうけどな。
『実際に見ること』。 
このインパクト。


”見てもらうもの” を作っている美術家も


作品は効果的に見せましょうね。