2012年06月10日

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美術館でネタ探し

ちょっとカタイ表現ですけど『ポーズ開発』


美術モデルが『表現の引き出し』をふやすには


どうしたらよいのか。


向上心のあるモデルならまちまちに


それぞれがやっている努力が『ポーズ開発』です。


 


後輩モデルたちにこのことを尋ねられたら


ボクはローマ・ギリシャ時代の彫刻から
学ぶことをいつも勧めてます。




彫刻。今鑑賞されている物は


何百年も、時には2千年以上も


『飽きられていない』


そういうポーズなのです。


 


今を生きるモデルが生身でそれを見せることは


大いに意味があると思う。


 
美術館、たとえばオルセーの彫刻たちは、間近で見れるので
勉強になります。

ただ、これらの像の前で同じポーズをとって試してみるので、
ボクは確実にヘンな人、になってしまうのですが
別に気にすることもなし。同じような事をしている
おじさんにも出くわします。



この立像は人体の構造もよくわかる。
足の長さは白人だ。
なんてことないポーズだけれど、
見事な計算といいたい完璧。


 


 



そしてクロッキー会では
彫刻からもらったインスピレーションで実際にやってみるのです。