2019年01月29日

 美術解剖学レポート

画力=見るスキル+描くスキル

このようなセミナーをやりました。美術希解剖学の基礎をある程度マスターした方を対象にしたクロッキー実習です。

日本人はモデルを見ると、描き出す。よく見ることなく描きだす。そういうパターンが多いのですけど、それはそれでいいとして、観る力は養えているでしょうか。見えていることと、観ることとは違います。

内容はこれ。これで10時から17時までの7時間びっちり!

3分間モデルのポーズをじっくり見る > モデルがその場を離れる >見たものの記憶で5分間クロッキー >モデルが再登場 > 3分で答え合わせ

カリキュラム①のメモリースケッチがこの手順です。膝の向きとか背骨の傾斜とか、そういうことの前に手が上がっていたのはどっちだったっけ?という声が上がっていました。

それくらい、人の眼ってあいまいなんです。これは美術解剖学の理詰めで見たらある程度補えます。

最終目標は、自由自在に人を描く。見るチカラはつい軽視しがちですけど。当日の写真はやばいものしかなかったので、ごめんなさい、掲載断念!です。