2011年09月11日

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来た、観た、描いた

ボクの住まいからアトリエ路樹絵まで
door-to-doorで90分。
今日はサンデー路樹絵で人体構造のレッスンの日。
手足の動き、の解説をするんでそろそろ行かなくては。
止まっているものは描けるけど
動いているものを動いているように描くには
どう動いているのか、を知っていると知らないでは
差が大きい。
知らないものを知らないままで描いていたって
自分の中で納得は得られようもないし。
今日のレッスンでは手脚の動きをやります。
特に難しいのは背中から見たとき。
肩甲骨の位置と動き方を知らないといけません。
(手は下げています。肩甲骨の位置は判りますね。
肩甲骨の周りのでこぼこ、まずこれの意味を頭に入れます。)

(肘を折りたたんで背中に回してみると
肩甲骨の見え方はぐっと変わります。
肩口から凹んで見えているところが肩甲骨。
骨なんだから凸に見えないといけない??
それが違うのです。
そう見える人もいるのですが、ちゃんとした理由があります) 

とまあ、腕の位置のよる背中の変化をやりだすと
きりがないほど多いのですが、
人のカタチには【ある一定の法則】 があって
それを覚えると描きやすくなります。
覚えるプロセスでは 【実際に観る】 ことが不可欠です。
美大で美術解剖学なる授業があるところもありますけど
理屈を100回聞いたって、1回見ることの意味にはかないません。
【一定の法則を実際に観る】ことが理解への最短距離です、
ヨーロッパの人たちは、実際そうやっているのです。
美大の先生方、生徒たちに見せる授業をお願いしたいですね。
今日のサンデー路樹絵は大阪から京都の方々で
満席のようです。 名古屋、東京でもそれぞれ
10月、11月に企画したいと思っています。