2011年04月17日

 未分類

乳首


ハタと気がついたことがあります。


女性の胸が入っている絵で


乳首をしっかり描写してない絵というものが


日本を含むアジアには多いなと。


シンガポール美術館でそれを見て


違和感と共に思い出した次第です。


そういやアメリカ、欧州、に来ると


それはなかなかお目にかからない。


 


男女問わず“感じる部分”ですからネー、


脳の中のリビドーは否応無く意識をそこへ持ってくるし、


乳首がなけりゃ、そりゃおかしいやないかという


違和感となって跳ね返ってくる。


 


美術館で横に居たエリック,
MNから来たアメリカ人に同意を求めたら


No nipples?  that’s not a woman だと。


さらに続けて I love tits, you know !


おっぱい大好き!、やって。


ハイハイ、あんたの好みは知ってます、


ボクは脚の方が好きですが。


 


フォンテーヌブロー派の有名な1枚、


【ガブリエル・デストレとその妹】は
このリビドーにフルに訴えた1枚。


何が訴えてきたのかというと


つままれている側の女性が平気で無機的な表情だから??
普通コレをやられると、来ますよねー。


ナゼでしょうね、


この絵が世界的に有名な、そのココロは。
姉妹でこれをやっているのもすごい、


考察はいろいろです。


この絵はひとこまマンガにたとえて、


登場人物にそれぞれセリフを入れたら面白いだろうな


と常々思っている一枚です ↓




 


中央左の頭を抱えている男は


“あー、俺にも触らせろ~”


中央後ろから顔だけ出して覗き込んでいる女性は


“いいなー、仲間に入れて欲しいなー”とか


言っているでしょうか。



ひとそれぞれに、セリフを募集したら、

面白いセリフが集まるかも。
上にあるボウズ頭の男の
肩から右腕の描写は見事です。
確かに、腕はこのようになっとります。