2020年05月23日

 美術解剖学レポート

プロのアニメータさんの厳しさ

プロになりたい。

絵をかく多くの人がそう思ってます。プロになるってどういうことかというと描けて当たり前の人になるという事です。

当然、勉強して努力しないといけない。どんなプロでもそうですが同じプロの世界でも勉強できる場があるかどうか。

それは住む世界によって全く違います。人を描くプロは、機会がありそうで少ないですよ、音楽や料理やスポーツに比べて。

人の構造ってわかっているようでそれが絵にまっすぐ絵にならない。ボクの美術解剖学モデルとしての活動は、

そういう人を描くプロ(勉強する場が限られている世界に住むプロ)にわかりやすい学びの場を提供することです。

 

  (まず、基本的な男女の差って、どこにあってどう表れているのでしょう)

 

 

人の姿を上から見下ろすって、なかなかない。アニメや漫画の中で下の写真のような姿を描くときにコマの中で上からのカメラで見た時の背中!ってどうなっているのでしょう。そこにある筋肉の盛り上がり方、そしてそれがなぜ盛り上がってどこからどこまでが盛り上がるのか。教科書を見ながら実物を観察して描いてみる。 『描いてみる』これはとても重要なプロセスです。

 

 

男女が同時に振り返っている下の写真は人を描くための知識の総集編。

性の違いがちりばめられたポイントをすべて含んでます。

 

10時から17時まで。昼休憩をはさんで7時間行われたプロ向けの講座

アニメ、CG,を中心とした8社から多くの方が来られたセッション。

これは一般公開はしていませんが、一般の方向けにも今年もやろうかと思ってます。

(去年は大阪開催でした。今年は東京でやります)

 

コロ助早く退散しろ。