2017年03月03日

 美術解剖学

さわってわかる解剖学

各地で美術解剖学のセッションをしたのちに、ほぼ必ず質問をいただくのが「自習」について。

なにか良い本、参考書、動画、ありませんかと言うものです。実物のモデルを観て、触れてみて納得するというベストには及びませんが何とかそういう活字メディアか動画で”引っ掛かり”は得たいものですね。

洋書の翻訳ですが、さわってわかる美術解剖学(マール社)という本があります。自分の体を触って人体の基礎を習得しましょうという趣旨のもので類書は今のところないですから、一度店頭で見てみてください。コンセプトはいいですよね。基礎的な事は書いてあるので入門編として重宝するかもしれません。

 

ただこの本の難点は、絵がまずいこと。。。

あと触覚って、なぜか自分で触ってもピンとこないのですよね。人を触るとよくわかるのですけど。かくいうボクもそうなんです。それも含めて一つの経験なんでこの本をご一読されて自分を触ってみることをお勧めします。