2017年06月10日

 モデル活動

10分で二人を描く

どこで描かれたものだろう? 日付は2010年10月4日、おそらくは成安造形大学での授業でかな。昨日本棚を整理していたらクロッキー集の中から出てきた一枚です。

 

 

小田隆先生@成安造形大学のクロッキー10分。わざときわどいポーズで学生の気を惑わす意地の悪いモデルの挑発をよそに、迷いのない線をひいてゆく姿はいつもの通りです。「いつも確信をもって線を引きますもんねー」と水を向けると、「間違う時も確信をもって間違うからねー」と返ってきたのを覚えている。 これは大事なことですねー。

 

こわごわ線を引いている学生や一般のひとをよく見かける。間違ったら上から引き直したら良いだけです、所詮は絵なのですから。アトリエROJUEの渡邊先生から何度も聞いたけど「デッサンやクロッキーで死んだ奴はおらん!何をビビッてんねん、ガツンと思い切って線を引け。間違ったら上から引き直せ」。 これは人生につながる事ですね。日々生きる事もその通り、です。