2017年07月14日

 デッサン, モデル活動

神戸に戦前から在るアトリエでのデッサン

このところずっと、美術解剖学モデル海斗としての活動が中心で、一モデルとしてデッサンのモチーフになるという事が少なかったのです。生徒が40-50人ほどいる学校でのモデルはそれなりにテンションも上がりますけど、絵の好きな少人数がもっとうまくなりたいという気持ちで臨むデッサン会。これが最高です。そうですねー、4-5人くらいがベストでしょうか。

画家のアタリサオリ画伯が神戸の御影公会堂で行っているデッサン会にモデルとして終日立たせてもらいました。神戸での開催なのに一部の参加者さんは名古屋からそして富山から、来ていただきました。

美術解剖学の講義をするのも良いですが、こうしてモデルとして一日立つのはいいものです、まして戦前に建てられた御影公会堂の、木の床、石の壁、窓から柔らかく差し込む日差しを頼りに描き進む風情は何とも言えません。天井から来る蛍光灯の直線的な光が無くて、自然光のしかも反射光だけの世界です。

良い風情でしょう ↓

 

アタリサオリ・デッサンサークルの次回は9月16日です。画家さんがHPを持っていないので、ボクの方に申し込みをいただいてもいいですよ。こういう環境で人体を1日じっくりと描いてみたい、そう思う方はぜひご参加ください。御影公会堂は阪神石屋川駅から徒歩、あるいはJR六甲道からタクシーでワンメーターで着きます。

 

↑ アタリサオリ画伯の160分、斜め後ろから、外光が前に反射して背中が陰になるポジションからのデッサンです。

 

↑ 京都から着てくれたS君は正面から、独占状態で160分。