2017年05月14日

 美術解剖学, 美術解剖学レポート

片桐裕司彫刻セミナーレポート

少し前になりますがGWに大阪にて朝から夜まで三日間連続、映画監督の片桐裕司氏による彫刻セミナーがありボクがモデルとして呼んでもらいました。

片桐さんは高校を出て単身渡米し、腕一本で今のポジションを勝ち取ってきた片桐さんは爽やかでニュートラルで厳しく新しく、ボクも横で内容を聞いていて色々と勉強させてもらいました。(セミナーのfacebookはこちら

 

まず全員で撮影。さあこれから三日間のレッスンの始まり。

 

 

カラダの構造の説明をする片桐監督。メモを取る人、体に見入る人。自分との真剣勝負が始まります。

 

 

 

あらかじめ配布されている写真を元に芯棒のプロポーションを各自が決めて作っています。

 

 

1日目の午前中が終わった時点で、ほとんどの人は骨盤と肋骨の位置と向きを考えて付ける、ここまでしかできていませんでした。(この日は1日かかって1体作成。終了後には惜しげもなく解体しました!)

 

 

骨盤のカタチや向きを実感する。ボクの主催する『筋肉と骨LIVE!』でもそうですが、触覚で覚えてもらう事はとても重要です。目で見たものは忘れがちですけど、触って見たものは記憶や理解に沈着しやすいからです。

 

これは2日目の午前が終わった段階。前日は骨盤と肋骨で精一杯だったものが、二日目になると半日でここまでできた。たった1日でそんなに進歩が!?片桐さんの指導はすごいですよ。

 

三日目になると、もう余裕!? マネキン原型師のSさんが顔まで作って遊び心を披露していただきました。

 

 

三日間の日程を終えて、片桐監督を囲んで自分の作品と共に記念撮影。翌日から仕事の人も少なくない中、みんなやり切った感のある笑顔ですね。

大阪の次回の募集が近々決まる事でしょう。またボクのサイトからもお知らせいたします。