2018年08月26日

 モデル活動, 美術解剖学レポート

来た、観た、描いた、大阪(1)

中身が濃かったです~、人体って面白いですね~、また是非やってほしいです、というメールをいくつもいただきました。うれしいですよ。【美しい美術解剖図】の出版記念イベント(8月25日@大阪デザイン振興プラザ)に参加された方々の感想でした。

ただの出版記念イベントではなく、皆さんもモデル(海斗)をクロッキーするこのイベント。本のメイキングの話だけでなく、小田さんのクロッキーの線の走りを見たり、モデルの起伏が何かを尋ねたり、盛りだくさんの1日だったはずで、あとから先ほどの様なお便りをいただきました。

 

小田さんのクロッキーを動画で収めるみなさん。

 

 

子連れでアットホーム中でも線を見つめる真剣なまなざし。海斗は誰もが知っている彫刻作品のポーズで臨みます。左半身しか映ってない、でも左ひじがこの形で映っている。。。。彫刻家ならこの写真で分かりますね。

 

ロダンの【青銅時代】です。左軸足の立ちポーズならばこの作品!でしょう。

 

当日、ボクは体のコンディションは良く絞れてまして、上の写真だと前鋸筋、外腹斜筋パッド部、広背筋、鼠経靭帯などがちゃんと出てるんで、わかって描いている人は楽しんでもらえたかと思います。おー、教科書通りや~、という快感がありえますよ。

 

 

休憩時間には、体の起伏の何がどうなっている?なぜ?と質問に答える小田先生。この様子は腕と胸の境目の目印の解説ですが、ボクは三角筋前部の筋(そこが境目!!)を出してお見せしています。そして、子供に見つめられるとなぜかわからんけど恥ずかしい、ということに気が付きました(笑)。大人だと男女にかかわらず何とも思わないのですが、子供が見つめると自分が裸なんだと意識するのは、なぜ?!

 

続きは、また明日。