2017年10月21日

 モデル活動

普段は何をやってんだ

書いている事は美術解剖学の堅い事。 セミナーなどで一部の方とは顔を合わせていますけど、このHPを観てるとなんか怖そうな人かなと思ってましたけど全然違いますね、とはよく言ってもらえます。でも、やってることはやっぱり美術解剖学のことです。美術モデルであることはその延長線上のことです。

美術モデル、という冠をいただいていますが本職であるわけでもありません。というか、職業というのはそれでやって行けるだけの仕事量、つまりお金が伴うというのが職業として成り立つ定義ですが、この世界はそうではありません。これは洋を問わずそうですが美術モデルというのはアート制作の協力者であって、制作する側から定義した言葉です。 モデルをする側からするとその作家さんに協力したいという動機があるべきもので、その作家を世の中に出したいから協力するとか、ほかにも様々な動機があるものですが、それがなければ1時間いくらで立っている唯の裸の人、ということも言えましょう。

話が横に行きましたが、セミナーやクロッキー会で会うと普段海斗さんは何をされているのですか?ともよくきかれます。アカデミズム志向で有名な京都のアトリエROJUEのプロデューサーでありますが、電機電子関連の翻訳者でもあり、メルマガや雑誌で経営者向けの経済コラムを書いたり、いわゆる文筆で生きているものです。人は職業を聞くときに一定の名前がつくとわかりやすいので安心でしょうけど、ぼくはわかりにくい。たとえば長嶋一茂って職業は何?と聞かれたらなんだろうというのと同じですかね。 とにかく好きに生きてます。

 

体はどうやって作りますか?もいつものご質問ですが、簡単に答えられるものでもないので良い本を紹介します。中野ジュームズ修一の「頭のいい人のからだの鍛え方」。知る人ぞ知る、パーソナルトレーナーです。

ライ〇ップに行かずとも、ここに書いてあることが体づくりの基本です。もちろん本格的にボディビルをしたい人にはこれプラス技法書が要りますけど、この本にはホントの事がちゃんとかいてあります。ホントのこととは、平たく言うと地道な当たり前のことが真正面から書いてあるということ。奇をてらったことやセンセ―ショナルなことは書いてません。世にあるような、たとえば一週間で3Kg落ちる魔法の方法!、とか たったこれだけ!スムーズダイエット!とか、そんなのはウソです、本を売りたいが為だけのフェイク。体をなめとんか。 そんなものがないから皆苦労しているのですよ。当たり前のことを地道にやる、この本にはそのやり方がしっかり書いてあります。

 

先日、アンダーウエア製品を掲載したいからちょっと着てみて、って言われ、sneak preview をパッパと撮ってみました。色によって同じ体でも印象が違いますね、黒は露光がオーバーしたので単純比較はできませんが色の印象はけっこう製品の見栄えを支配するものですねー、という結論になりました。

 

 

 

というような軽い仕事もこなしながら、勉強も怠ってはいけません、日夜勉強もしております。本に書いてあることを鵜呑みにはしません、え?と思ったことは自分の体で確認する。本には一般的な事が書いてあるので個体差までしっかり追えていません。ぼくもセミナーで人前で話すからには座学だけでなくて実際のリアルを確認してからでないといけませんし。

最近、立体の人たちが愛用している本です ↓

 

 

明日は大阪で「マシンガンクロッキー」 1分を100本連発でポーズ出しする会です。台風が来るのですが足元の悪い中でも来た甲斐があったと言ってもらえるように、がんばろうー。