2016年11月03日

 美術解剖学

成安造形大学 ~ 美大の授業風景

成安造形大学のイラストレーション領域、小田隆准教授と一緒にいろいろやらせてもらってもう何年になるかなあ。。。というお付き合いですけど、さて今般は18:30から開始の授業にやってきました! 今日は「上肢」を中心にパートの説明やその動きを解説します。

期によって参加してくれる学生の数は様々。今回は女子が90%かなあ。 というか毎回ほとんど女子ですが。今回の学生はたくさん質問してくれてうれしいなぁ。モデルとしては積極的な学生は大歓迎です、気合も入りますし。

 

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真ん中の白い台にボクは立ちます。横で小田先生が骨格模型を参照しながらまず説明を。筋肉はぼくが動かして小田先生と解説してゆきます。

 

 

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そうそう、こうやって見たものを書き留めておく。今回は腕を上げた時に周辺の筋肉のフォルムがどう変わるのか、それはなぜか、などを見せて説明したのだけど、ちゃんと書き留めてくれていました。

 

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ぼくの背中の筋肉は、腕を後ろに引くと大円筋、僧帽筋、三角筋後部、見えてますねー、手のひらを上に向けてるから棘下筋もでてますよ、と解説。 みんなはすぐそばに来て観察。 この写真に出ている凹凸のすべてを言い当ててくれたら、合格!ですが。授業参加の学生がほとんど女子なので筋肉にはピンとこないかもしれないけど、男子が積極的に質問してくれますねー。

 

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成安造形大学の小田先生といえば、この板描き。何も観ずにさらさらと描いて、あっという間。 ガチャピンの筋肉図、骨格図を描いた先生として有名ですね。骨を意識して人を描けることって、ホントに大事だと思います。

とまあ、美大というところでの美術解剖学の授業はこんな感じです。この授業をやっているのは東京芸大と成安造形大学だけ、でしょうから成安のみんな、11月15日と17日はまたボクが来ますから、よろしくね。 15日は背中をみっちりお教えします!