2013年05月18日

 未分類

人のやり方を知ると

東京ROJUEのクロッキー・デッサン会に
いつも来ていただいているSさん。
もとからかなりの勉強家で
渡邊先生の合評の時もたいがい褒め言葉で
講評を締めくくられている方です。
この方は努力を重ねて力をつけておられますが、
この方の『ノート』をいただくことができました。
ある日の東京ROJUEデッサン会で裸婦固定を
デッサンした時渡邊先生の基礎技法に関する解説を
仔細に書き留めておられました。
毎回、このように書き留めておられるので
関心はあったのですが・・・・
無論、ご自身がわかるように書き留めていますから
他人がすべてを理解することはできませんが
このSさんの、立ち向かう姿勢がすごいですね。

描き急がずにまずモデルをしっかり見るように、と
渡邊先生の指導には毎回この言葉が入りますが
まさにモデルをよく見て、そして指導の言葉を漏らさずに
自分のものにしようという気迫、が感じられます。

そしてそれらが自分の絵になった時にどこに何を
具現化するのか、ご自身へのメッセージも書かれています。

こうやってコツコツと積み上げられる姿勢は
ひとつの良い見本だと思います。
これらのSさんのメモの元になった
渡邊先生の基礎技法の解説がだんだんに成される、
過程の絵はこれです ↓
(最初の20分)

(40分)

(60分)

(完成、120分。 モデルはTOMO)

Sさんの素晴らしい取り組み、
紹介させていただきました。
次回の東京ROJUEは6月23日(日)です。
場所は後楽園、アカデミー文京(シビックホール内)
また追って告知します。